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2011年4月9日土曜日

緒方の歴史に残る大火災

4/1(金)

平成23年度の仕事始め。
窓口に異動となり、慣れないスーツ姿での仕事。

18:30

さすがに疲れたので帰ろうとした時…

火事のサイレンが鳴った。
すぐに場所を問い合わせる。

「上畑?えっ?土岩?」

上畑地区土岩と言えば、ほぼ尾平に近い場所。
緒方中心からの所要時間は25分である。

急いで上緒方の消防詰め所に向かったが、すでに消防車は無かった。

猛スピードで通り過ぎようとした他の分団の車両を無理矢理止め、5人乗りの消防車に7人で現場へ向かった。


我々は悠長だった。
この後、緒方史上2番目の大火災に立ち会うなど、知る由もなかった。


消防車は長谷川エリアに入り、遠くの明かりを発見した。
現場まではまだ10km以上あるのに、はっきり見て取れた明かり(炎)

近づくにつれて、固まる表情と、「まじヤバイ」という声。


19:35 現場ふもと


まだ現場まで1km近くあるというのに、目の前に広がる火。

消防車が100m間隔で並び、ホースをつなぎ合わせる。


しばらく車を走らせ、ついに現場に到着した。

そこで目にした光景は…


業火!

もうその言葉しか当てはまらない。

一つ目の山を越え、尾根を越え、二つ目の山まで延焼している。

横300m、縦500m以上の超・大火災

燃えさかる炎は風にあおられて、どんどん山の上へ上へと広がっていく。


先月、テレビで目にした被災地の火事。
自分がそこに居るような錯覚さえ覚えた。

我々団員の仕事は、とにかく延焼を防ぐこと
ジェットシューターと呼ばれる簡易ポンプを背負って全員出動!


だが、試練は続く。


仕事が終わった後、そのまま飛び出した団員が多かった。
スーツや革靴の者は汚れても仕方ないだろう。

ここで必要な物はライト、マスク(タオル)、上着、軍手

現場は緒方町の奥地、街頭も一切ない場所である。
真っ暗な中、火の明かりを頼りに、足場の悪い山を上へ上へと登って行った。

煙や寒さも大敵だった。
KGは運良くタオル持参でダウン着用だった。
だが、素手は堪えたとです(T_T)


23:30 鎮火のサイレン

だが、「あくまで延焼は免れた」というサイレンであり、実際はまだまだ燃えていた。

鎮火サイレン時の光景

全員、喉がカラカラだった。
山中で貰ったオニギリは口に詰め込んだが、なかなか喉を通らない。

嘲笑するかのように、消せども消せども再発火。
とにかく水を撒きまくるしかなかった。

火を消しては仮眠を取り…を繰り返し…

5:30 完全鎮火

スタボロになりながらも、みんな最後の気力を振り絞って片づけ。

そして…
7:00 ついに散開

だが、まだ寝られない。

使ったホース洗いが待っているから…。
2時間はかかるから…。

でも、週末で良かったです。
平日なら、このまま出勤ですけん (-ω-ll)

火災出動人員:約150名
連結ポンプ数:12基
使用ホース数:100本以上


とっても乾燥しやすい時季なので、
皆さんも気をつけたまへ!


…と言ってる隙に
4/6(木) 14:00にまたまた火災!

今度は地元地区の林野火災。
これも3時間かかりました (´Д`;)


豊後大野市だけで、1週間に 4件の火災

こりゃ緊急事態ぢゃよ。

1 件のコメント:

  1. 生きててなにより。

    お疲れ様でした。


    写真を見ても怖いと感じるのだから、現場は。。。
    想像もつかないね。。。

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